いなべ市議会 > 2021-12-15 >
令和 3年第4回定例会(第5日12月15日)
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  1. いなべ市議会 2021-12-15
    令和 3年第4回定例会(第5日12月15日)


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    最終取得日: 2023-06-15
    令和 3年第4回定例会(第5日12月15日)                    令和3年               いなべ市議会(第4回)定例会              令和3年12月15日(水曜日)                 いなべ市議会 議場   開会(開議)の宣告 日程第 1 議案第42号 財産の無償譲渡及び無償貸付について(学校法人特別支              援学校聖母家学園への無償譲渡及び無償貸付) 日程第 2 議案第43号 宇賀渓キャンプ場指定管理者の指定について 日程第 3 議案第44号 いなべ市道路線の変更について 日程第 4 議案第45号 令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第8号) 日程第 5 同意第 4号 いなべ市監査委員の選任につき同意を求めることについ              て 日程第 6 議案第47号 令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第9号) 2 出席議員     1番 渡 辺 一 弘        10番 伊 藤 智 子     2番 伊 藤 三 保        11番 小 川 幹 則
        3番 太 田 耕 司        12番 岡   恒 和     4番 多 湖   公        13番 清 水 隆 弘     5番 小 寺 徹 翁        14番 衣 笠 民 子     6番 西 井 真理子        15番 岡   英 昭     7番 原 田 敬 司        16番 位 田 まさ子     8番 篠 原 史 紀        17番 林   正 男     9番 片 山 秀 樹        18番 種 村 正 已 3 欠席議員    な し 4 地方自治法第121条により出席した者の職氏名 市長          日 沖   靖   副市長         岡   正 光 教育長         小 川 専 哉   企画部長        長 﨑 十九八 総務部長        小 林 治 夫   都市整備部長      梅 山 浩 幸 市民部長        杉 山 義 文   環境部長        二 井 真 作 福祉部長        日紫喜 隆 一   健康こども部長     出 口 美 紀 農林商工部長      杉 本   剛   建設部長        梶   正 弘 水道部長        出 口 日佐男   会計管理者       多 湖 康 子 教育部長        小 寺 道 也   国体推進事務局長    渡 邊 真 澄 監査委員事務局長    太 田 一 秋 5 職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長      鈴 木   訓   議事課長        日紫喜 巖 人 議事課課長補佐     寺 園 妙 子                (午前9時00分 開議) ○議長(小川幹則君)  おはようございます。  出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付の議事日程により進めてまいります。  日程第1、議案第42号から、日程第4、議案第45号までを一括議題といたします。  これより、議案第42号から議案第45号までの4議案に対する総括質疑を行います。  質疑通告者は、通告書のとおりであります。  なお、質疑及び答弁は全て自席で行ってください。  質疑は一問一答とし、時間は答弁を含め30分以内となっております。  それでは、質疑を許可いたします。  受付1番、篠原史紀君。  8番、篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  おはようございます。総括質疑をさせていただきます。  まず、1問目、議案第43号、宇賀渓キャンプ場指定管理者の指定について伺います。  (1)一般社団法人設立に至った経緯及び資本出資理事体系執行体制の具体的な説明をください。  (2)今まで観光協会森林組合)がやっていた業務を含み、宇賀渓キャンプ場全体の管理・運営業務を法人が行うのか。株式会社パシュート株式会社ノルディスクジャパン、七大字生産森林組合にそれぞれ具体的な役割があるのか。  (3)運営について、行政が指定管理料等を負担せず、法人の完全な独立採算との認識でよいか。  (4)設備や施設は行政財産となると考えるが、補修や修繕経費については、行政負担となるのか。  (5)宇賀渓キャンプ場全体の総称が「Nordisk Hygge Circles UGAKEI」となるとの認識でよいか。  以上、お願いいたします。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、杉本 剛君。 ○農林商工部長(杉本 剛君)  それでは、御質疑があった、(1)一般社団法人設立に至った経緯及び資本出資理事体系執行体制について御説明させていただきます。  宇賀渓観光協会(七大字生産森林組合)から、安定的な運営を行うため、専門的知見等を有する方とあわせて行政も関わる運営を行ってほしいと地元から要望を受けました。そして、新たに法人を設立することとなりました。  また、市からの出資金は行いません。この法人については出資金はありません。  また、理事体制につきましては、株式会社ノルディスクジャパンから2名、株式会社パシュートから2名、市から2名で構成されます。  執行体制につきましては、理事長1名、副理事長2名以上、常務理事1名、理事3名以上10名以内(理事長、副理事長及び常務理事含む)、監事1名以上2名以内と定めております。  現状としましては、理事長1名、副理事長2名、常務1名、理事2名で監事1名、合計7名で、それとは別で、社員として七大字から2名の社員を予定しております。合計9名の形で構成されます。  続きまして、(2)今まで観光協会がやっていた業務に対して、これからパシュートノルディスクジャパン、七大字の具体的な役割についてですが、キャンプ場指定管理者が管理・運営を行います。  また、パシュートノルディスクジャパン、七大字につきましては、正式な役割はまだ決めておりません。強いて言うなれば、指定管理予定HyggeCirclesキャンプ施設管理運営を行います。七大字生産森林組合はその周辺の川、山、駐車場を含む全体の維持管理を行う予定となっております。  続きまして、(3)運営についてですが、法人の完全な独立採算制との認識で問題はありません。  (4)設備や施設は行政財産となると考えるが、補修や修繕経費については、行政負担となるのかの御質疑ですが、指定管理者の決定後、基本協定を結ぶ予定です。現在、農業公園や青川峡キャンピングパーク阿下喜温泉等指定管理に対してと同様に、修繕費の負担について金額の基準を設ける予定です。  ちなみに、現在、農業公園、青川峡キャンピングパーク阿下喜温泉基本協定において大規模修繕、額面で30万円以上の工事につきましては市の負担、それ以外は指定管理者負担となっております。  最後、(5)宇賀渓キャンプ場全体の総称についてですが、整備したキャンプ施設を愛称(ネーミングライツ)として「Nordisk Hygge Circles UGAKEI」となります。駐車場及び河川、山、その他の施設は別の形となります。宇賀渓キャンプ場は俗称、山も川も全てを含む言い方もありますが、条例で定める宇賀渓キャンプ場においては、今回、整備させていただいた新しいキャンプ施設を「Nordisk Hygge Circles UGAKEI」と御認識していただいて結構です。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  1点だけちょっと再質疑させていただきますが、今の答弁で資本出資に関してはないと。通常、当然キャンプ場管理運営をされるので、いわゆるスタートの資金というのは必要だと思うんですが、そちらのほうはどうなるんでしょう。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、杉本 剛君。 ○農林商工部長(杉本 剛君)  資本金に対しては、設立後に借受けにより賄う予定でございます。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  1問目ありがとうございました。  2問目に移ります。  議案第45号、令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第8号)について質疑を行います。  (1)予算書27ページの款6商工費、項1商工費、目3観光費観光施設整備事業の7,183万3,000円の増額補正について、全員協議会にて全て一般財源措置であり、うち2,683万3,000円が備品購入費センターハウスキャビンウッドデッキを対象に)、そのうち4,500万円が水道管布設替え工事補助金と説明を受けました。購入備品の具体的な積算根拠の説明をお願いいたします。  (2)予算書、同じく27ページの款7土木費、項2道路橋梁費、目4交通安全対策費交通安全施設整備事業690万円の増額補正について。  ①市内3か所の通学路グリーンベルト整備と説明を受けました。市内のほかの通学路でもグリーンベルト整備が必要な箇所が多くあると思われるが、今回、3か所の整備が決められた経緯、また、グリーンベルト整備に関して優先順位を決めるような目安や基準が何かあるか。  ②財源650万円相当は、交通安全対策特別交付金との認識でよいか。  以上、お願いいたします。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、杉本 剛君。 ○農林商工部長(杉本 剛君)  (1)について返答させていただきます。  センターハウス内の事務所、受付スペース多目的スペース宿泊施設となるキャビン2棟、ウッドデッキ8台に必要と考える基本的な備品をリストアップして算出しております。  センターハウス事務机や椅子、キャビネット、ロッカーなど14品目で、約371万2,000円を予定しております。  また、キャビン棟ソファチェアダイニングテーブルベッドなど2施設52品目(1施設当たり26品目)で、約373万6,000円を予定しております。  次に、ウッドデッキソファチェア、サイドテーブル、ベッドなど8施設369品目(1施設当たり約46品目)で、約1,327万2,000円を予定しております。  なお、物置や金庫で14品目、約334万3,000円を予定しております。  備品購入で合計2,406万3,000円、軽トラック購入で137万円、施設整備剪定委託料で110万円、物品調達委託料で30万円、合計2,683万3,000円となります。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  建設部長、梶 正弘君。 ○建設部長(梶 正弘君)  それでは、(2)交通安全施設整備事業補正予算についてお答えさせていただきます。  ①の工事箇所決定の経緯、基準についてですが、今回の補正予算で実施します通学路安全対策工事箇所は、千葉県八街市の通学路での交通死亡事故を受けて実施しました市内小学校通学路合同点検により、通学路交通安全プログラムに基づく対策に位置づけた交通安全施設整備となるため、この中での優先順位はございません。  同プログラムによる対策が必要な箇所が6か所ございましたが、8月時点での国の補正予算の時期、詳細等が不明であったため、事業採択後、速やかに事業着手できますように、3か所につきましては9月補正予算予算措置を取らせていただきました。その後、補正予算の詳細が明らかとなりましたので、今回、残り3か所の増額補正をお願いするものでございます。  次に、歳入予算に計上しました650万円の増額については、国の第3次補正予算の防災・安全交付金の交付を受けて実施するものでございます。  以上でございます。 ○議長(小川幹則君)  篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  キャンプ場の備品に関して、1点だけ再質疑をさせてください。  購入した備品に関しては、行政財産という認識でよろしいでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、杉本 剛君。 ○農林商工部長(杉本 剛君)  おっしゃるとおり、うちの備品として管理してまいります。 ○議長(小川幹則君)  篠原史紀君の質疑を終了します。  次に、受付2番、岡 恒和君。  12番、岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  12番議員、日本共産党、岡 恒和です。  議案第45号、令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第8号)について質問します。
     そのうち、款4衛生費、項1保健衛生費、目5健康推進費、節12委託料健康推進事業394万7,000円についてお尋ねします。  (1)「検診情報自治体間連携のため」と説明がありましたが、どのような情報が対象となるのか。  (2)委託先及び情報を一元管理するのはどこか。  (3)全国どこの自治体からでも情報にアクセスできるのか。アクセスできるのは自治体のみか。  (4)個人情報に対する配慮はどのように行われるのか。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(小川幹則君)  健康こども部長出口美紀君。 ○健康こども部長出口美紀君)  それでは、(1)検診情報自治体間連携でどのような情報が対象となるのかとの御質問にお答えいたします。  この事業は国が国民の健康寿命を延ばすため、また、感染症、災害、救急等に対応するためにも、住所移動した際に新旧市町村間で健診結果等のデータの引継ぎが円滑に行われるようデジタル化を推進する取組の一環です。生まれてから学校、職場等、生涯にわたる健康データを一元的に管理し、本人や家族が正確に把握できる仕組みを広げようとしています。  今回対象となるのは、個人の肺がん、乳がん、胃がん、子宮頸がん大腸がん肝炎ウイルス骨粗しょう症、歯周病健診の検診結果と精密検査の結果です。情報の項目はデータ標準レイアウトとして国が定めています。  続きまして、(2)委託先及び情報を一元管理するのはどこかについてでございますが、今回の補正予算委託料は、従来からいなべ市民の健診データを管理している「健康カルテ」というシステム地方公共団体情報システム機構J-LIS)へつなぐために必要なシステム改修費用です。  委託先については、そのいなべ市のシステムを構築管理している業者であります三重電子計算センターを予定しています。  検診データは市のシステムJ-LISに接続し、J-LISの管理するサーバーに登録されることになります。健診を受診した個人は、その情報をマイナポータルで見ることができるようになります。このマイナポータルで利用するための情報管理J-LISが担います。  続きまして、(3)全国どこの自治体からでも情報にアクセスできるのか。アクセスできるのは自治体のみかについてでございますが、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」いわゆる番号法に基づき、第9条で利用範囲や、第19条には特定個人情報の提供の制限について定められており、アクセスできる利用範囲や利用する人の制限、管理がされており、自由にアクセスできるものではありません。  (4)個人情報に対する配慮はどのように行われるのかについてでございますが、番号法に基づき、制度面では特定個人情報の収集・保管・ファイル作成の禁止や個人情報保護委員会による監視・監督などが定められています。システム面においては、マイナンバーを用いず符号を用いた情報連携アクセス制御により、アクセスできる人の制限・管理を実施しています。  以上でございます。 ○議長(小川幹則君)  岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  この情報の利用に関しては、マイナンバー制度によって制限がかかっているというお話だったんですが、制限はかかっているんですが、自治体以外でも情報をその制限の中で見ることができるという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  健康こども部長出口美紀君。 ○健康こども部長出口美紀君)  本人とその家族がマイナポータルで情報にアクセスできるということです。  以上でございます。 ○議長(小川幹則君)  岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  本人、個人にとってはそういうことになっているということなんですが、地方自治体だけがアクセスできるのか、それとも、それ以外の組織であったり、団体であったりとか、それに関連づけられた団体というか、その制限にかからないような形で、自治体以外のところからアクセスすることは可能でしょうか。 ○議長(小川幹則君)  健康こども部長出口美紀君。 ○健康こども部長出口美紀君)  先ほども申し上げましたように、番号法利用範囲特定個人情報の制限が決められておりますので、本人、家族、新旧の自治体ということで、市町村間だけですので、自治体であるというふうに認識しております。 ○議長(小川幹則君)  岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  ということは、本人と原則的には自治体が利用できるという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  健康こども部長出口美紀君。 ○健康こども部長出口美紀君)  はい、そのとおりでございます。 ○議長(小川幹則君)  岡 恒和君の質疑を終了します。  次に、受付3番、西井真理子君。  6番、西井真理子君。 ○6番(西井真理子君)  6番議員、西井真理子。議長の許可を得ましたので、総括質疑をさせていただきます。  議案第42号、財産の無償譲渡及び無償貸付について(学校法人特別支援学校聖母家学園への無償譲渡及び無償貸付)。  (1)旧東藤原小学校で具体的にどのような運営を行うのか、規模、生徒数職員数、通学・宿舎利用の状況など、教えてください。  (2)土地の無償貸付に当たって、敷地内の除草など管理はどうなるか。  (3)避難所に関する協議はできているか。  (4)地域との関わりについて、どういった関わり方を想定または協議しているか。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(小川幹則君)  教育部長小寺道也君。 ○教育部長小寺道也君)  議案第42号は、総務部から旧校舎の無償譲渡及び同敷地の無償貸付について、地方自治法の規定に従い議案を提出させていただいています。しかし、契約相手学校法人であったため、教育委員会で交渉に当たってきました。ですので、この詳細につきましては、教育委員会から説明させていただきます。  まず、(1)旧東藤原小学校で具体的にどのような運営を行うのか。生徒数職員数、通学・宿舎利用の状況など、聖母の家学園との協議の中で、現段階で確認できている事項について答弁いたします。  生徒数は、契約締結後は旧東藤原小学校校舎を分教室として必要に応じて利用します。いつ、どの程度の生徒が利用するのかについては検討中であります。  施設改修後はまとまった生徒の募集をされると聞いております。将来的には100人程度の生徒数を考えておられます。  職員数につきましては、生徒5人から6人に1人の教員を配置する予定、その他事務職員等専門職種を配置されます。  通学・宿舎利用は、通学にはスクールバスを使用される予定です。宿舎は検討課題とされております。将来的には整備したいと考えておられるようです。  (2)土地の無償貸付に当たって、敷地内の除草など管理は、土地の管理は無償貸与の条件に入っておりますので、除草を含め適切に管理していただきます。  (3)避難所に関する協議については、一般質問でもお答えしましたとおり、これまでどおり指定避難所及び指定緊急避難場所として指定するよう協議を進めております。譲渡契約締結後に「災害時における指定避難所及び指定緊急避難場所の指定に関する覚書」を交わす予定でございます。  (4)地域との関わりについて、どういった関わり方を想定または協議しているかにつきましては、学校法人からお話を頂いておりまして、学校法人から「できるだけ解放された空間にするつもりでおり、皆様に御利用いただき、学園自体も皆様に愛される学園にしたいと思います。また、市民の皆様に私どもの活動を御理解いただくためにも、文化祭などの行事にも地域の方にも参加していただければ幸いと思いますので、また、御案内申し上げます」とお話を頂いております。  地域にとっても、通学する児童生徒にとっても有益な交流ができるよう、市としても橋渡しを担うことが必要であると考えております。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  西井真理子君。 ○6番(西井真理子君)  そもそも聖母の家学園さんとの契約というか、お話が進むに当たって、経緯を教えていただければと思います。 ○議長(小川幹則君)  教育部長小寺道也君。 ○教育部長小寺道也君)  これまでの経緯なんですが、令和2年9月に聖母の家学園から現学校が手狭になってきたことと、いなべ市で小学校が統廃合され空き校舎があることを聞かれて、打診がありました。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  西井真理子君。 ○6番(西井真理子君)  先ほどの答弁の中で、分教室として必要に応じて使うという答弁があったんですが、この契約成立後、すぐに使っていただくようになるのか、もし期間が空いちゃうんだったら、その間の管理の方法など教えてください。 ○議長(小川幹則君)  教育部長小寺道也君。 ○教育部長小寺道也君)  議会で承認いただければ、譲渡契約の手続に入ります。譲渡契約が締結された後、学園は直ちに改修工事に入ると聞いてます。この改修工事が令和4年の秋ぐらいまでかかるんではないかと想定されてみえて、その後、工事が終わり次第、順次、使っていきたいとお話しされてました。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  西井真理子君。 ○6番(西井真理子君)  では、令和4年の秋までに当たっての細かいことなんですけども、除草など敷地内の管理は誰がやっていくんでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  教育部長小寺道也君。 ○教育部長小寺道也君)  無償貸付の契約が済みましたら、その時点から学園のほうでお願いしようと思ってます。 ○議長(小川幹則君)  西井真理子君の質疑を終了します。  次に、受付4番、衣笠民子君。  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  14番議員、日本共産党衣笠民子です。通告書に従って、質疑を行います。  まず一つ目が、議案第42号、財産の無償譲渡及び無償貸付について(学校法人特別支援学校聖母家学園への無償譲渡及び無償貸付)について、3点お聞きいたします。  (1)無償譲渡の財産(旧東藤原小学校校舎他)は、旧東藤原小学校敷地内全ての建造物を指すのか。  (2)土地貸付期間の延長もあるのか。  (3)新たな建造物の建設をしてもよいのか。  よろしくお願いします。 ○議長(小川幹則君)  教育部長小寺道也君。 ○教育部長小寺道也君)  議案第42号の御質問に答えます。  (1)無償譲渡の財産は敷地内全ての建造物かですが、そのように考えております。具体的には小学校校舎、体育館、プール及びプール附属施設、倉庫2棟、物置2棟、以上です。  (2)土地貸付期間の延長についてですが、現在は15年で契約の予定をしておりますが、当然、延長もあるものと考えております。  延長のときにつきましては、また新たに議会の皆さんに御相談させてもらうことになると思います。  (3)新たな建造物の建設につきましては、市が貸し付ける土地のため、建設の申出があるときは協議を行い、必要と認める場合に承認いたします。貸借物件の現状の変更については、市との協議及び承認が必要と契約条項に記載しようと考えております。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  (2)の土地貸付期間の延長についてですけれども、当初、この15年と定めたわけですが、相手方が学校法人ということで、学校は15年で終わるというものでもないし、それこそ長い期間、順調に経営もしていただかないといけないと思うんですけれども、この当初15年と定めた根拠はどういったことでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  教育部長小寺道也君。 ○教育部長小寺道也君)  いなべ市公有財産管理規則がございます。この第16条に期間を規定している部分がございまして、この中の第16条第1項第4号に15年と規定がありますので、これを参考にして15年と定めました。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  今後、延長するときにはまた議会に諮られるということですが、そうしたときも15年単位で諮っていくということですか。 ○議長(小川幹則君)  教育部長小寺道也君。 ○教育部長小寺道也君)  15年たってみないと分からないんですが、今の状況では、またもう一回、15年の再延長ということになろうかと思います。  ただ、土地の利用に関しては、いなべ市公有財産管理規則では、その土地に新たに建設するものによって貸し付ける期間が別途定めてある条項がありますので、その時点でまた違う条項に当てはまれば、20年、30年の議案を出させていただくことになるかも分かりません。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  (3)の新たな建造物の建設についてですが、新たな建造物を建設するときは、承認を得るというお話でしたが、どういうところにどのような承認を得るということでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  教育部長小寺道也君。 ○教育部長小寺道也君)  当初の契約では、現状を変更しないということを決まりにしようと考えてまして、例えば新たに建物を建てるとか、何かを壊すとかというときには、必ず協議をしてくださいという意味です。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  今の答弁だと協議をしてくださいということです。一番最初の答弁ですと、承認を得るということが言われたんですが、どちらでしょうか。承認を得るのか、協議をして教育委員会が納得すればいいのか、お聞かせください。 ○議長(小川幹則君)  教育部長小寺道也君。
    教育部長小寺道也君)  協議をしていただいた上で承認するという意味でございます。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  承認というのは、そのものの大きさとかそういうことによって、議会決議が必要だったり、教育委員会での承認でよかったりということがあるということでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  教育部長小寺道也君。 ○教育部長小寺道也君)  土地の用途、利用の仕方ですので、教育委員会での承認と考えております。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  ちょっとお願いにはなるんですが、旧小学校というのは地域にとってもとても大事な地域にとっての財産でもあると思います。だからこそ、もしいろんな変更とかそういうことがあるときには、議会を通じて、また、住民説明会とか丁寧な住民への情報開示が必要かと思いますが、そこのところはどうでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  教育部長小寺道也君。 ○教育部長小寺道也君)  一番最初の始まりとしては、事業者である学園から説明すべき事案だと思います。同時に市との協議をしていただくことになろうかと思います。例えば迷惑施設になるようなものを建てようということであれば、当然こちらは許可いたしませんし、多分、地元からも反対になると思うので、そこら辺は安心してもらえればいいのかなと思ってます。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  学園の話としても、できるだけ地域に開かれた形でしたいというお話が先ほどもあったので、大丈夫だと思いますが、やはり意思の疎通をしっかりと今後もして、良好な関係を築いていくべきだなと思って、先ほどの質問をさせていただいています。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  議案第45号、令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第8号)、款6商工費、項1商工費、目3観光費、3-2、説明資料2ページ、キャンプ場備品購入と自動車購入を行います2,683万3,000円について、4点お聞きいたします。  (1)キャンプ場備品購入は、市のすべきものと指定管理者がすべきものの区分はどのようになっているのか。  (2)自動車購入はどういうものか。  (3)自動車は市の財産か。  (4)財源の説明を。  お願いします。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、杉本 剛君。 ○農林商工部長(杉本 剛君)  篠原議員の質疑と重なる部分がありますが、御了承ください。  まず、(1)ですが、机やテーブル、キャビネットなど、基本的に施設に必要となる備品は市が購入いたしますが、指定管理者独自の運営により必要になる備品や消耗品は運営側で購入していただくことになります。例えば指定管理者が用意するものはパソコン、複合機、事務用品、コピー用紙、タオル、スリッパ、コップ、お皿、シャンプー、トイレットペーパー等、パソコンを除く軽微な備品と消耗品とお考えください。  (2)自動車購入は、作業用の軽トラックでございます。  (3)の財産区分ですが、これは市の財産となります。  車の財産につきましては、任意保険等については市が支払っております。車検等に関する自賠責を含む費用は指定管理者が支払う格好になります。これは現在指定管理を行っております農業公園、青川峡キャンピングパーク等も同様な取扱いとさせていただいております。  最後、(4)財源ですが、一般財源の対応となります。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  以上で質問を終わります。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君の質疑を終了します。  これにて、総括質疑を終了します。  なお、ただいま議題となっております日程第1、議案第42号から日程第4、議案第45号までの4議案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  次に、日程第5、同意第4号、いなべ市監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、原田敬司君の除斥を求めます。              (7番 原田敬司君、退席・退場) ○議長(小川幹則君)  同意第4号の提案理由の説明を求めます。  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  同意第4号、いなべ市監査委員の選任につき同意を求めることについて、議会選出の監査委員として原田敬司さんの任命をお願いしようとするものでございます。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  以上で、提案理由の説明を終わります。  これより、質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  これにて、質疑を終結します。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております同意第4号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、同意第4号は委員会付託を省略することに決しました。  暫時休憩します。                午前 9時43分 休憩                午前 9時45分 再開 ○議長(小川幹則君)  再開します。  これより、同意第4号の討論、採決を行います。  念のため申し上げます。  電子採決システムによる表決の際、採決の確定時にいずれのボタンも押していないときは、反対ボタンを押したものとみなします。  同意第4号、いなべ市監査委員の選任につき同意を求めることについては討論の通告がありませんので、採決いたします。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成15、反対ゼロであります。  よって、本案は同意することに決しました。  原田敬司君の除斥を解きます。              (7番 原田敬司君、入場・着席) ○議長(小川幹則君)  原田敬司君に申し上げます。  同意第4号、いなべ市監査委員の選任につき同意を求めることについては、これを同意することに決しましたので、お伝えいたします。  次に、日程第6、議案第47号、令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  議案第47号、令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第9号)について説明をさせていただきます。  歳入歳出それぞれ3億7,705万5,000円を追加し、254億2,587万1,000円としようとするものでございます。  これにつきましては、政府が推し進めております子育て世帯臨時特別給付金10万円の取扱いにつきまして、5万円を取りあえず年内に送付すると。その後、クーポンという説明で政府が進めておりましたけども、一昨日、12月13日の衆議院予算委員会で、岸田総理大臣が年内からでも現金10万円を一括で給付することを選択の一つに加えたいと。そして、経済再生担当大臣が、自治体が自主財源をもって現金10万円を給付した場合でも、給付対象者や金額が適切である限り、事後に地方自治体に補助を交付すると断言されました。地方自治体とすると選択肢が三つになったと。年内に5万円を送り、その後にクーポンを送る。それと、年内に5万円を送り、年明けに5万円を送る。そして、年内に10万円を送ってしまう。この三つの選択が生まれたわけです。  いなべ市としては、いち早く、できる限り早く10万円を送付させていただきたいと思いますので、さきにお送りした資料のように、12月27日に、今であれば10万円を送付することが児童手当給付者については可能でございます。現在、高校生や振込先が把握できていない世帯につきましては、改めて申請いただいて、確認の後、送らなければいけません。それは年明けになろうかと思いますけども、把握されている世帯につきましては、年内に10万円を送りたいと思っております。取りあえずは財政調整基金を取り崩し、その財源に充てて、その後に国庫から支出されるという段取りになろうかと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  市長の説明が終わりましたが、補足説明がありましたら許可いたします。               (「ありません」の声あり) ○議長(小川幹則君)  以上で、提案理由の説明を終わります。  これより、質疑を許します。  質疑はございませんか。  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  14番、衣笠民子です。  政府から制度変更の連絡があったわけではないけれども、9日の質疑で明らかになったように、国会での動向によって、いち早く対応するということで対応されたということでよろしいでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  国の官僚からの通達を待っていれば、年内の10万円は事務処理上できませんので、早い目に対応させていただきました。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  12番、岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  12番議員、岡 恒和です。  補正予算の8号で5万円分の歳出の内訳が書かれているわけですが、需用費、役務費については、今回は一緒にやるということで、前の額よりも少ない額が補正されているわけですけれども、委託料の100万円については、8号と今回のと同じ100万円となっているんですが、この差はどこから来るのでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  健康こども部長出口美紀君。 ○健康こども部長出口美紀君)  システム改修費用、自前でできる部分とできない部分とありまして、できない場合にはそちらを頼るということで、100万円を両方に計上させていただいております。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  13番、清水隆弘君。 ○13番(清水隆弘君)  おとといぐらいに口座が分からない高校生であるとか、児童手当をもらっていない世帯に郵便で送られたと思うんですけども、何世帯ぐらいありましたでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  健康こども部長出口美紀君。 ○健康こども部長出口美紀君)  対象としました前回給付のときの資料で、高校生世代が約1,400人で報告させていただいているので、それでお願いします。 ○議長(小川幹則君)  清水隆弘君。 ○13番(清水隆弘君)  世帯数を教えていただきたかったんですけども、1,400人で何世帯ぐらいだったですか。 ○議長(小川幹則君)  健康こども部長出口美紀君。
    健康こども部長出口美紀君)  ちょっと高校生の世帯数は、今、把握しておりませんので、後ほど報告させていただきたいと思います。 ○議長(小川幹則君)  ほかにございませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  これにて、質疑を終結します。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第47号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、議案第47号は委員会付託を省略することに決しました。  暫時休憩します。                午前 9時56分 休憩                午前 9時58分 再開 ○議長(小川幹則君)  会議を再開いたします。  これより、議案第47号の討論、採決を行います。  念のため申し上げます。  電子採決システムによる表決の際、採決の確定時にいずれのボタンも押していないときは、反対ボタンを押したものとみなします。  議案第47号、令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第9号)は討論の通告がありませんので、採決いたします。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成16、反対ゼロであります。  よって、本案は可決することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま可決されました議案第47号、令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第9号)及び現在審議中の議案第45号、令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第8号)については、補正前の額及び補正号数の計数整理を必要としますので、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、私のほうで計数整理を行います。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  次回の本会議は、12月24日午前9時に再開します。  それでは、これをもちまして散会いたします。               (午前10時00分 散会)         地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。                いなべ市議会議長                いなべ市議会署名議員                いなべ市議会署名議員...